週1海外旅行左うちわモードのこまち社長&コンテンツマーケのマジメ社山中社長に爆益の秘訣を聞いてきたよinカワマンビル(前編)
約1か月ぶりのブログ更新ですが、今回はこまちさん&山中さん&広瀬さんとの対談企画です。こまちさん(以降堀さん)は皆さんお馴染み横浜の帝王として界隈を牛耳っておりますが、山中さんと広瀬さんついては簡単にご紹介させて頂きます。
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山中さん(https://twitter.com/motoo_yamanaka)
株式会社マジメの代表。代理店的な動きをしながらコンテンツ制作も。芸能系にコネがあり企画系のコンテンツもお願いできたりする。元作家。たぶん24時間働いてます。すごい。
広瀬さん(https://twitter.com/kannenashi)
株式会社Sparkle Arkの部長。債務整理のすすめやキャシング大全を管理する敏腕アフィリエイター。社長のボケが多彩すぎて日々頭を抱えている。
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この企画の経緯を簡単にご説明すると、堀さんのサイトの企画に自分が謎出演をさせて頂き、その企画をアサインしてくれたのが山中さんというわけですね。で、せっかく企画やったのでついでにブログも書いてウェイウェイしようと笑
自分→堀さん&山中さん、
堀さん→自分&山中さん、
の二部構成にわけてそれぞれのブログで公開していきます。
ではさっそくですが対談に入っていきます。極力編集いれないようにしてるので文字数やばいですが良い話てんこ盛りなので宜しくお願いします。
目次置いとくので興味あるところだけでも是非w
マジメ社代表山中さんへインタビュー
アフィリエイターが有名人との企画をやることについて
河田:早速山中さんに質問ですけど、今回の企画は山中さんのお膳立てが全てだったと思います。現場に行けば全て準備できていましたし、企画も構成も芸能人の方もアサインも。
こういった芸能人を使った企画というのは僕らのようなアフィリエイターがやるのは難しいと思うんですが、いざ実現させたいとなったらどういうことから始めればいいのでしょうか?
山中:まずはサイトのコンセプトとやりたいことを整理し、どういった企画にしたいのかということが大事かなと思います。クライアントさんによっては、どういったタレントさんを起用したい、どんな人を起用したい、といったことが先行している場合もあるので、そういう人たちがやってくれる企画が現実的かどうかを提案することも必要ですよね。
難しいのは、クライアントさん側はクライアントさん側で誰々とやりたいというのがあり、タレントさん側はタレントさん側でやりたくないことはやりたくないという人も出てくるし、事務所の方針でこういう企画はダメだという場合もあるので、そこのバランスを取るというのがなかなか難しいですかね。
そうするとやっぱりウェブ系で会社を経営されている方とか、大企業の担当者さんとかだと、なかなかプロダクション側や制作側の理屈が伝わらないということがよくあるので、そこの調整も難しいですね。
芸能プロダクション自体は表面上インフォメールや電話というのは構えていますけど、大手になると普通に行っただけではあまり相手してくれないという感じです。
河田:では、アフィリエイターが自ら発注をかけようと思ったら無理って感じですかね?
山中:人にもよりますけど、その辺りのすり合わせ方がちょっと難しいと思いますね。やはり、大手のプロダクションでも窓口を構えているんですが、一見さんはお断りというところはまだまだ多いですよね。
仮に話しは聞いてもらうにしても企画書の書き方や提出する方法などに仕来り(しきたり)みたいな物があって、そこが少しノウハウになるかなと思います。
河田:まずやれることは、問い合わせをする、だが返事が返ってこない、別のルートや人脈を当たる、極力プロダクション側の都合に合わせる、ということを一生懸命やっていかないと実現しないということですね?
山中:そういうことですよね。だから僕らなんかはタレントさんをアサインする際、過去起用したタレントさんからその友達を当たって行くという手もあります。友達同士でつながっていることも多いので。
僕らも日々そういったアサインのためにやっていることといえば、インスタやツイッターとかを見てこの子は普段誰とプライベートで遊んでいるのかというのは常にチェックしています。
河田:なるほど!
山中:この間、堀さんところでも使ってもらった事があるタレントさんは、普段プライベートで有名な女優さんと遊んでいるから声を掛けやすいですし、タレントさん本人に頼めば大体この辺のタレントさんは行けるなということを把握しながら話を振るという感じですかね。
新宿ロフトプラスワンを使いたいなとなったとき、仲の良い別のタレントさんがレギュラーで使っているので、口利きをしてもらった方が、自分の会社名を使うよりは手っ取り早いということもあります。
こういった時間と金銭をかけずに、人とのつながりを使えば全て安く済むということがあるのに、こういったことを利用しない人が結構いるのだなということは最近わかったことでもあります。
堀:この話を聞いただけでもかなりめんどくさそうだよね~!
山中:でも、結果が出たときの喜びは私やスタッフさんたちも知っているし、そこはやはりお金にが変えられないものがあるんですよね。
河田:この話をまとめると…ぶっちゃけしんどいですよね(笑)
堀:(爆笑)
アフィリエイターが自力で有名人企画をやるのしんどい説
河田:これはやっぱり無理ですよね?
堀:自分でやるのは無理ですね!
山中:何となくクライアントさんの方でちょっとしたイメージだけでもあれば、それを僕たちが形にしていくという感じでやってます。H-1グランプリに関しても4つほど企画を提出させてもらいましたけど、やっぱりコンテスト形式の方が良いじゃないか?という話になったのであの形になり、最後はイベントにしてしまえということになりました。
形は色々あるんで、何となくでもいいのでアイデアがあればいいのかなと。やっぱり難しいのは、タレントさんとかの見積金額を見誤っているケースがあるということです。逆のパターンもあり、すごく高いと思って僕らが提出すると安い!のどちらかって感じです。高い方が多いですけどね。
そこの相場観というのはメニュー表があるわけではないし、日々変わっていくということも多々あるので難しいです。この間、浅草キッドさんとお仕事させて頂いたときはクライアントの希望価格でやっていただいたのですが、玉袋さんが趣味として好きな競輪のお仕事だからであって、これが違うお仕事だとそんな金額で受けれないと思いました。このように相場や見積もりがないというのが難しいですね。
河田:というわけなので、有名人とのタイアップ企画とかをやりたい場合はそれに見合った人脈を持っている方や会社を辿ってどうにかこうにかコネクションを作って辿っていきましょう!って感じです。
突然山中さんに依頼しても良いんですか?
河田:芸能人の企画をやるっていうのは、基本的に儲かっているアフィリエイターさんなどのメディアが多いと思うんですけど?
山中:そうですね。
河田:代理店や広告主サイドの目線も山中さんは見ていると思いますが、芸能人系の企画はどういうところから発注が多いですか?
山中:僕らに発注頂いているメディアさんは、普通の企業のオウンドメディアも多いのですが、基本的に記事を作成する、SNSを駆使したサービスといった色々なことをやりつくした人が僕のところに依頼が来るので、だから僕ら自身上級者向けのサービスなのかなと感じています。
経営者さんがどのタレントを使いたいというパターンと、ソーシャルリンクや外部リンクを集めるためにどっちがいいのだろうなという風に使い分ける人が多いですかね。みなさんがご存知の上級アフィリエイターさんしか問い合わせはないです。全然知らないなという人からの問い合わせはないです。
そもそも広く営業はしていなかったので、紹介とかが多いです。あと、SNSに僕がアップをして、それを見つけてくれて知り合いの知り合いという感じで来てくれたりといった、誰かとつながっている人がやっぱり多いですかね。
河田:知らない人からでもOKはOKなんですか?
山中:全然知らない人でもOKです!企業さんとかは普通にインフォとかから問い合わせがきますし、昔の代理店仲間とかからもきたりします。ただ、企業さんの場合は代理店が間に入っていることが多いので、やはり企画立案の時点で振り回されてしまうことも多いですね。
だからこちらから宿題やら課題といった、「どことどこは決めてくださいね」というようなことを出して待っているということが多いので時間がかかることが多々あります。
河田:ちなみに、OKの仕事や受け入れられないNGの仕事では金額含めて何があるんですかね?
山中:アダルト系などでガッツリ脱ぎ仕事などでなければ、お受けします。最近だと三上悠亜さんにもオファーしましたが、彼女の場合だと脱ぎ仕事の依頼だったら最初からお断りしようと思ってました。
そこはやはりクライアントさんのニーズと演者さん側のニーズが合致した案件で、さっきの浅草キッドさんの競輪の話になるんですけど、プロダクション側がこの子をこういった方向性で売っていきたい、この方向で押していきたいというのがあるのです。
それにマッチした案件がクライアントさんからきた場合に、「この人はこれとこれにはまるからギャラも安く抑えられる」といったメリットは出てきます。
そうすればお互いWin-Winでいけるじゃないですか?そこを演者があまり受けたくないというような仕事をこちらから無理矢理言ってもなかなかはまる人は見つからないという感じですね。
河田:一応、言ってみる分にはOKなのですね?(しつこい)
山中:全然OKです!
河田:こういった企画をやりたくて、このタレントさんを起用したい、といった軽い感じでもいいんですか?
山中:そこまで決まっているんなら、ある程度僕らの方でも何かしらの提案はできるのかな。例えば広瀬すずを使いたいと言われても実績の無い会社では絶対に無理です。
でも同じような系統の売り出しているタレントさんだったり、駆け出しレベルであったらいけます、というような形で妥協してもらうような形で提案をさせてもらうことはあります。
闇営業とか芸能界について
山中:これは難しい話なのですけど、プロダクションさん側の本音として仕事は欲しいのです。僕がこのビジネスをやろうと思ったきっかけでもあるんですけど、みんなやっぱり食えないんですよ。特に芸人さんとかは。
でもプロダクションさんは知らない企業からのめんどくさい仕事は受けたくないのですよ。そこのお互いの意志がはっきりと分かれているのですね。
最近だと吉本さんの闇営業の件とかあったじゃないですか?それに近いところがあって、あの件でやり玉に挙げられた若手はめちゃくちゃ可哀そうなんです。5万円の仕事でも若手にとっては大きいギャラなのですよね。といったように、仕事はみんな欲しがっているのに、プロダクション側は受けないということが多いのです。
そこを上手く仲介しつつ、間柄を整えて企画化することに面白みがあると感じています。
正直、今回のこの騒動で僕らもめちゃくちゃやりづらくなると思います。いきなり問い合わせをしても怪しまれることも多いと思うんで、より一層知り合いのケースでないと難しくなるんですよね。
堀:今回のH-1も誰がいいですか?誰を呼んでほしいですか?という話になったとき、全部広瀬すずレベルで言ったのに「それは無理ですね!」って話も聞いてくれない感じでしたものね?
山中:最初は吉岡里帆さんで!って言われましたけど、「無理だな」って内心思いました。
広瀬:知っている名前を言うと、大体「無理ですね!」って一蹴されますもんね!
山中:やっぱりそこは実績を積んでいかないと難しいところがあって、有名なタレントさんを使ってから一流っていくならありかもしれません。大手の企業に関しては、サイトのイメージキャラクターもそういったやり方で一流を起用するケースが多いです。
最終的に吉岡里帆さん起用するなら、例えば同じ事務所のまだ無名なタレントさんを起用して、実績を積む必要があると思います。
堀:そしたら、うちとしては次に誰を起用してくれるんですか?
山中:スパークル・アークさんの場合でいえば、SMA NEETプロジェクトに関していえば誰でも使えます!
堀:お~!!
河田:すげ~!!
山中:SMAは多少実績もあるので今後は融通が効くと思います。ぜひ次回はあきら100%さんやバイきんぐさんをご検討ください。
だから僕らもステップアップをするために、悪いことは言わないんで最初はこのタレントさんでお願いしますというようになっちゃうんです。
広瀬:じゃあ、お金次第で小峠さんもいけるんですか?
山中:もちろん、お金とスケジュールが合えばと、あとは競合指定がなければ。
堀:よっしゃ!
山中:ちょうど今競合指定の話になったのですけど、例えば小峠さんとかだと銀行のCMとかやってたりすると、生命保険や消費者金融の仕事はNGとなります。
堀:ただ、誰でも使うお金はあるのかってね!
広瀬:小峠さんとかだと金額は半端ないですよね?きっと。
河田:正直、そういった相場が全くわかんないんですけどどうなんでしょう?
山中:まあその辺は上手く調整します。実は起用して頂いたコウメ太夫さんも地方の営業では人気があって、営業単体ですとかなり良いお値段みたいですよ。
堀:でも、H-1グランプリのときのコウメ太夫さんはすごく良かったですよね!扱いが可哀そうで何とも言えなかったです。スタッフがいきなり連れてきて、「じゃあ置いていくんで!」ってそこから10分放置みたいな。
一同:笑
山中:僕らもそうですし、クライアントさん側もそうなんですけど、ここの会社はこういう会社でこんな商品を販売してて、昨年はキャンギャルクラスの子を使ったんで、今年はグラビアクラスの子を使いたい、そして女優クラスを使いたいというように順を追っていかないと信用を積んでいくのも大変なのかなって思いますね。
それが一般のネットベンチャーの会社だと、しっかりとオフィスがありますとかどこかの銀行とも取引をしていますとか、もっと言うと上場している、有名な人に顧問に入ってもらっている、というのがネットベンチャーでよくありがちじゃないですか?
それが一つの信用になるのですけど、なかなか芸能界って難しい世界なのでそこに入っていくのが難しいというところではありますね。それでも最近ではプロダクション自体がベンチャーというのも増えてきていますから、そういうところとはすぐに連絡が取りやすいです。
さっきも言いましたが、タレントは仕事がほしいけど、プロダクション側がめんどくさいという話をしました。それって、タレントさんは完全歩合制で、マネージャーさんは固定給でお給料をもらっているのです。そこでこっちからよくわからないうような仕事をオファーするじゃないですか?
例えばネット系の仕事とかは向こうもわからないことが多いです。でもギャラがおいしくてもマネージャーの一存で断られてしまうんです。要するに、そうやっていくと何か僕らが問題を起こしたときにマネージャーさんが会社に対してかぶらなければいけないんですよね。
マネージャーさんの身の保身のためによくわかんない仕事は受けない、そして既存のルートでしか仕事は取らない、そして結果としてタレントが食えないという流れになるんです。
最近だと、地方のアイドルが自殺したり事務所を辞めるために訴訟したりしている事件なんかもこういった流れですよね?きっと。現場は仕事を欲しがっているのに、マネージャーの一存でブロックして、本人の耳にも届いていないというのはよくある話です。
やる気のあるプロダクションさんとか、マネージャーさん自体が社長でやっているとか、個人事務所とかだと何かある場合は自分で責任を取るから「このタレントさんに5万でも10万でも出してやりたい」というような男気のあるマネージャーさんだと結構僕らの話とかも聞いてくれますね。いっそタレントさん本人の耳に入って、その仕事は受けたくないと言われれば諦めもつくのですが。。
堀:そうか!本人の耳にすら入らないことがあるんだ?
山中:マネージャーがブロックしてしまうんでね。大きいプロダクションになると、マネージャーさんが違うと違う会社のようになりますから。なんとか班、なんとか班、というように分かれていますんでね。
河田:なるほど!だから事務所のインフォに直接問い合わせてみても誰にもいかないんですね?
山中:そういうことですね。大手プロダクションだと営業部というのがあって、その仕事は営業部の一存でマネージャーに振るかどうかが決まるという大きなプロダクションもあります。そうするとものすごく吹っ掛けられるんですよ。
なので、このようなプロダクションにアプローチをかけるときは、あえて別ルートでタレントに直接いっちゃいます。友達の友達などのツテを使って。
そして、タレント本人からマネージャーに言ってもらい、OKなら私はやりたいのだけどというような感じで言ってもらいます。そうなればマネージャーも大体は断れないですから。
堀:今回のH-1のゲスト出演者さんもそういうパターンで?
山中:そのパターンが多かったです。もちろん最後の交渉はこちらで間に入りますが、取っ掛かりは元々の出演者からの紹介が有効ですね。
河田:難しい世界ですね!あんまり入り込まない方がいいと思う!
堀:いやいや、入り込まない方がいいじゃなくて、無理ですよ!
河田:そうですね!まとめると無理!
山中:でも最近では、個人事務所や小さい事務所でも良いタレントさんはいっぱいいるので、そういうタレントさんたちは丁寧に仕事をしてくれるので、こちらも仕事を供給してあげたいなという感じですね。
堀:H-1グランプリを最初に公開したときに同業者からリプで質問とかきていて、自分ではできないですとか、一人ではできないです、というようなね。そんな話なので、やっぱり無理ですね!自分でやるのは。なので、山中さんにどんどん振った方が早いです。
山中:ありがとうございます。
河田:結論的に、40ピクセルで「無理です!」と。
一同:(爆笑)
山中:やはり金額が決まっていないのが見積の作りようがないというか。なので、いくらでやってって言われた方が非常にやりやすいです。それすらも言えないんですけどね、相場が初めはわかんないから。
河田:堀さんところの相場観はわかりましたか?
山中:スパークル・アークさんは大体何を求めているのかわかるので。
堀:さっきの蕎麦屋で当てられましたもんね。過去の経験から山中さんにドンピシャで当てられました。
山中:あれは会場の費用とかもあるのであれなんですが、切り詰めれようと思えばできなくはなかったです。お試しで使いたいタレントさんがいるのなら、初めは30万円とかで始められると思いますよ。他のプロダクションでも、この子は無名だけど最初は30万円でやってくれないか?とか、まったく効果はないですけど使った感は出るんで。
あとはタレントさんの顔だけ掲載しているバナーだけ使いたいとかというのもありますしね。
儲かってるアフィリエイターとイマイチアフィリエイターの違い
河田:話変わりますが、イマイチのアフィリエイターとスーパー儲かっているアフィリエイターの違いって、山中さんサイドからみてどうですか?
山中:イマイチの人が僕の周りにいないのでわからないですけど、僕がそれなりに優秀な人とお付き合いをしているのを知ってか、これから始めるといった問い合わせは非常に多いんですよ。
今までアフィリエイターはやっていなかったんだけど、代理店とかで働いていて副業でやりたいんだけど何からやったらいい?みたいな相談はよくあります。
堀:山中さんのところにくるのですか?
山中:きますきます!全然きます!みなさんのような優秀な方とお付き合いしているというのを知っているんで、共通の知り合いのところだとやりやすいということでくるんですけど、やはりそこはみなさん初心者なんで「どういったジャンルがいいんですか」といったレベルが多いので甘いなと思うのが正直な感想です。
トップのアフィリエイターさんでもちゃんとリサーチして記事作ってるのに、記事すらもどこに発注すればいいですか?といったレベルだから…。そのサイトが育ったらいいかもしれないですけど、軸となる記事は自分で書くか、もしくは本当にトップレベルなライターさんとかつけなきゃダメですよね。
初心者は適当に書けば上がると思ってるんで。ユーチューバーを始める人にそういった感じの人が多いんですけど、その辺は似ているように感じます。トップレベルのユーチューバーでも1個の動画を作るのにものすごく企画会議やってるじゃないですか?何週間もかける人もいると思います。
撮ってボツなんかも絶対にあるはずです。実際にアフィリエイターさんもこういったサイトを作るのって、こういうコンテンツにしようととりあえず書き出して、やっぱ結局ボツなんて結構あると思うんですよ。
堀:死んだサイトは数えきれませんよ。
山中:例えば、こっちから納品しても向こうの方針が変わって掲載しない方がいいなと。お金はもらっているんで申し訳ないんですけど、向こうの判断でボツなんて全然あるんですよね。
堀:掲載してないやつあったじゃん?
広瀬:木村不多江さんのやつですね。
河田:ダメだったんですね?
広瀬:ダメではないです。
堀:怠惰ですよ!怠惰!(広瀬の)
山中:怠けると書いて怠惰のやつですね(笑)
堀:ここで言っちゃった!(笑)木村不多江さんのやつって見たことありましたっけ?
河田:ないですね。
広瀬:途中で途切れちゃってるとかなんとか、それ河田さんからダメ出しもらいましたよ?
河田:えっ?そんなこと言ってました?どのサイトですか?
堀:債務整理のススメです。
河田:それ言ってましたか?記憶なし!夢遊病です!
堀:無意識で人のサイトにダメ出しするって(笑)
広瀬:ダイレクトメッセージしました、ありがとうございますって。
河田:あー、、、そういえばあったような・・・・(覚えてない)
山中:たぶん、そういう人(夢遊病の)って普通の会社でも成功しちゃうような人なんです。
堀:そうですよね!
山中:マネジメントができるってことじゃないですか?でもやっぱり一人で戦ってきた人ってどこかマネジメントが苦手で、人と関わるのが苦手でやってきた人が多いので、そこが河田さんたちと根本的に違うのかなって。
広瀬:特に僕なんか、最初から誰かが上にいた状態でアフィリエイトを取り組んでいいるので、すごい新鮮で見習うところがたくさんあるって感じですよね。
アフィの時代変遷、ASPも組織にリソース割いてる説
山中:なんて言うんでしょ…アフィリエイト自体が個人で稼げるいいツールだったんですけど、今は形が変わっちゃって個人では稼げないけど、組織で頑張れば稼げるっていうように進化していったのかなという感じですかね。
一方で、ASPさん側も自分たちで変わらなければってことで、今まで個人アフィリエイターに仕事を振っていたのを、大きい組織に絞って絞ってって感じになってきているので。
堀さんところや川上さんのところなどちゃんと組織でやっているところだけに集中して営業するようにしていて、個人は軽視するみたいな感じに今はなっていますよね。ASPさんの方針にもよるのでしょうけど。
堀:今日ちょっとタイムライン見ましたけど、A8さんがフェスの早期入場特典をブロンズまで広げたって言ってましたけど。ゴールドだったのをブロンズに広げたということは、やっぱ人数が減ってんじゃねえの?って。
山中:そうでしょうね。
堀:ブロンズって何にもしなくてもいいやつだと思ったんですけど。なんかの間違いでもなれそうな。
河田:自己アフィリのみです!て感じですよね。
堀:そうそう!それなのに、ここまでいってんだな~って。
河田:今の話をまとめると、あれっすよね…。
堀:さすが自分の記事だからすぐまとめるじゃないですか!
河田:ちゃんとまとめときたいです!昔は一人でいけてたやつが、今では組織でという流れになっているということなんですね?
山中:そうですね。一人のままだとまずいって感じですね。
河田:時代が変わってきているってことですよね?
山中:好循環なのか悪循環なのかわからないですけど、ASPもそうなってきているので。個人でも10年ぐらい前までだったら、「これから始めたいんですけど?」ってASPに直接いってもようこそって感じだったのが、今では当時と同じ扱いをしてくれないということですかね。
河田:つら~…。
堀:河田さんって、元々ジャンル選びみたいなのって決め打ちでやりました?広めでやりましたか?
河田:いや、広めです!昔はめちゃくちゃいっぱい作ってたんで。オールジャンル一通りやりましたよ。全部やった中で債務整理が一番効率良かったんですよ。本当にそれだけです!
堀:すごいわかる!結構長いじゃないですか?10年選手ですよね?
河田:昔はそんな真剣にやれていなかったんで。最初の方とかホント適当で。
堀:一緒、一緒!多分同じなんですよ!経歴が。
河田:最初は量産して、置換やりまくって、そして債務整理めっちゃおいしいなって!
堀:痴漢やりまくったんだ?電車で?
河田:置き換えです!(笑)当時は浮気調査と債務整理がすごく割に合ったんですよ。同じページ数作って。地域系ばっかでしたけど。コンテンツ振ったのが2014年か2015年ぐらいです。これもう絶対に死ぬ、時間の問題だなと思って。
堀:でもそれわかる。今の子たちってジャンルは何がいいですかって決め打ちで入る人が多いですよね。ブロガーさんとか増えてるからやっぱり多いのかな~と思うから。
河田:堅実ですよね。普通に正攻法でコンテンツをやるから、普通の流れで。
堀:入口がまた違うのかな~って最近の子たちは。
広瀬:昔の人は多ジャンルを色々知ることができたということなんじゃないですか?
堀:薄く広くで全然よくて、とりあえずバラまいておけばよかった時代で。
河田:ASPのエーハチとレントラックスと当時の主要ASPの案件を全部見てましたから!
堀:そうそう!新着案件も全部見てね!
河田:単価高い順に並べ直して、全部ぶち込んでいってって感じだったんで。
堀:当時売れてた某情報商材でもそんな作業ありましたもんね?最初。
※現在は販売終了してる工場ぽいタイトルの情報商材
河田:あれ読んでないんですけど、そんな感じだったですよね?
堀:最初そこから入るみたいな流れだったから、なんか自分の得意を仕事にしてコンテンツにしようって感じではなかったですよね?昔って。
河田:それでいけてたし。
堀:俺が質問する番じゃなかったね!ごめん!
山中:昔と違ってパートナーさんが実はもうマーチャントと仲良くなっているパターンの案件が増えているかもしれないですね。昔はあんまりなかったですけど。
あえてASPを入れているのでだけども、ここの関係(山中さんと堀さんの会社)もそうじゃないですか?何でそういう風にしているかというと、別のアフィリエイターさんや別のマーチャントさんから聞いたことがあるんですけど、やっぱり言いにくいことをASP通して言いたい、手数料取られているのもわかっているんでそうしているみたいな。
河田:なるほどですね。単純に、士業だと話通じないんで助かりますよ。話が本当にわかんないですもんね。ここは使わないですけど。
じゃあ次は堀さんで。
堀:はい、お願いします。
爆益のこまちさんにインタビュー
アフィリエイト一本でやっていくことについて
河田:他社がアフィリエイトをやめていく中で、SEOアフィリのみでやっていく点について言える範囲で教えて下さい。僕たちはどうすればよろしいでしょうか。
堀:はい、何でまだアフィリエイトのサイトを普通に続けていけるのかってよく言われるんですけどね。何を根拠にそんなSEOにこだわってんの?って感じで。
決して楽観視しているわけではないんですけど、やっぱり今までやってきてメディアに関わっていくことは楽しいし、作っていくこと自体も楽しいし、僕も好きなので。だからそれを一緒に楽しめる仲間を見つけて、みんなで楽しくやりたいっていう。そこだけですよね。
正直な話、今後に大きな光明を見出してやっているという感じではないし。この間ちょうどナカジさんのブログにもアフィリやめますという記事が出ていたし、さいぞうさんが割に合わないからちょっとずつ比率下げて行った方がいいよってツイートしてたりとか、ホントその通りだと思ってて、儲からないからみんな辞めていっちゃうなって。僕は楽しいからやってますけど。
参考ツイート
もちろん今の状況に合うやり方でやればまだ充分稼げるんやろうけど、今まで以上にお金も時間も労力も必要になることは間違いない。それは割にあわんと判断した。アフィのリソースは今後かなり落としていく。
— さいぞう (@sai11zou23) June 24, 2019
河田:今のところスパークルアーク社は爆益ですと。
堀:爆益か爆益じゃないかでいえば、爆益です(笑)
河田:ありがとうございます!(笑)聞けて良かったです!そりゃ全然やりますよね!
堀:まあ、幸いなことに(笑)
河田:爆益なら辞めないですよ!
堀:だから、儲からないって思うならみんな辞めちゃえばいいのにって。
山中:煽ってますね!(笑)
堀:いや、ライバルの芽を摘みたいだけです(笑)
広瀬:うちだって儲かってない時期もちゃんとあって、儲け自体で言えば波はありますよね?
堀:過去の僕のブログを見てもらえばわかりますけど、会社潰れるかっていう時期ももちろんありましたし、ブログに書いてないつらい時期も経ています。
ブログの更新も何でやらなかったのかと言えば儲かってない時期に突入したからで、ぶっちゃけブログ書いてる場合じゃないだろって。社長がお気楽にブログ書いてTwitterで遊んでたらスタッフに示しがつかないじゃないですか(笑)
だから僕も現場で必死に戻しにかかってる時期もあって。
広瀬:堀も記事をいっぱい書いてました(笑)
堀:2017年あたりはうちが辛かった時期で。他のみんなはすごく儲かってて羨ましかったですけどね。健康アップデート前とかってうちはあんまりよくなくて。
河田:じゃあ、そろそろブログも書いていくってことですね?
堀:今回のこれね!ようやく。
河田:今回のか!(笑)
堀:対談という手を借りてようやく着手します!
堀:で、さっきの続きですけど、僕に対してみんなブラックハットなイメージが強いと思うんですよ。何でそれがうまくいってたか、はまったかと言えば、単純にゲーム感覚でやってたからというだけで。楽しくてのめり込んじゃったんですよね(笑)
昔、ダビスタ(※ダービースタリオン)っていうゲームに相当ハマってたんですけど、あれで最強馬作るのとスキームというかアプローチが全く一緒だったので。
河田:安定性Cですか?
堀:安定性C、実績Aが最強の種牡馬ってやつね(笑)そうですそうです。
とにかく中古ドメイン取るのを配合理論に当てはめてひたすら取る。調教がリンクで、ダート調教がリンク一本、はいスタミナ強化!みたいな。
河田:わかりやすいですね。(ダビスタやったことない方すみません)
堀:そしたらポコポコ上がっちゃうもんだから、そこで色々のめり込んでブラックハット中心でやってたんです。効率良かったし(笑)
だけど基本的にはコンテンツやサイトの構成をどういうやつにしようとか、軸を考えたりするのとか記事を書くこと自体が好きなんですよ。ブログは全然書いてないですけど。
だから、サイトコンテンツとしての記事を書くには一応書いてるし、こういう切り口がおもしろいんじゃないの?みたいなアイデアも出すし。
なので、今後うちがやりたいことは?っていう質問に答えるなら、俺がやりたいことです!みたいなね。やりたいことと資金がなくなるまではドンドンいきますよ!っていう話ですかね。
河田:基本的に、メディアの趣旨って誰かスタッフさんが企画したことをやっているわけではないということですか?
堀:今のメディアは大体僕がこういうのやりたいっていうのを大枠で企画して、そこに各担当がやりたいことをすり合わせていく感じかな。
あーでも最近女性系のサイトには入っていけなくなってきてますけどね。
健康アップデートから現在のアフィリエイトと、Googleについて
堀:これってみんな同じこと考えていると思うんですけど、ジャンルによってアフィリエイトサイトが上がらないフィルターみたいなものがあるじゃないですか。
10位以内に入れるサイトが2個なのか3個なのか、それとも0なのかみたいなフィルターがあって、ジャンルによって強弱があるのでまだ上げれるジャンルもあるし、全然ダメだなってジャンルもあってというのはみんな同じような認識だと思うんですけど。さらにアップデートの度にそのジャンルが段々広がってフィルターが強化されていくみたいな。
今後それがさらに強化されていくんだろうなというのは感じています。2018年1月じゃなかったでしたっけ?(Googleの)「中の人」というのが出てきて、ドンドン終わっていきます、Google内部で決まった話ですみたいなことをツイートして一大センセーションを巻き起こしたのは。
河田:ですです、2018年1月ですね。
堀:なんか、あの人はもう来月、2018年2月に終わりますみたいなことを言ってましたけど、でもそれが1年2年かけて段々と浸潤していってるというか、ホントにそういう風にしてるんでは?というのは思いますよね。
あと、Google自体もウェルク事件以降、世間からの風当たりが強そうじゃないですか。Google検索自体が勝手にインフラとみなされて。その検索結果に公的責任みたいなものを勝手に負わされているみたいなね。
元々の検索エンジンの目的って、営利目的の企業が自分でまとめサイトを作っているみたいなもので、それが大規模に広がっている感じだと思うですけど、でももうそこに責任を負わされる立場にされちゃったから、自己防衛しないと仕方ないんだなと。
だから変なサイトを上位に出さないようなフィルターもかけるだろうし、あとは自己完結型っていうの?旅行だショッピングだというのをGoogle内で完結できるような機能を実装していってるじゃないですか。それは自己防衛策として必然の流れじゃないのかなと思います。
世界中で賠償金とか払わされたりとかしてますよね?Googleの検索結果が原因で。
…という感じで暗い未来しかないので、みんな辞めた方がいいのではないのかなというのはすごく思っています(笑)
河田:とすると、今から一人規模とか個人プレイの人はどうやっていけばいいですか?
堀:そうですね、2017年の健康アップデート前ってあんまり組織の規模とか関係なくホワイトハットでみんなすごくうまくいってたじゃないですか?
ドンドン記事入れて行けば積み上げ方で実になったような時代で、こないだ誰かと話してたんですけど「あの頃って今思えば差別化も何もなかったよね、ジャンルは何やってんの?みたいな話にはなるけどやってることはみんな同じだったもんね」って。
みんなそうやってうまくいってたし、違うことをやる必要もなかったんだなって、これ今思えばですけどね。当時は色々みんな考えながらやっていたとは思うんですけど。
今はドメインが認められた大手しか上がらない、認められたドメインじゃないとフィルターがかかるようになっちゃって。そうなってきたときに、色々見てて思うんですけど、個人のサイトで上がってくるのって尖ったことをやってるサイトとか、後は中古か(笑)
河田:中古です!
堀:それしかないから、個人でも大規模にジャンルを横断するようなメディアに発展させてる人が上がってるように見えるし、あとホントに強い中古は強いし。ってなってきたら、中古でずっとやるのもいいんでしょうけど、色々尖らせたサイトを作っていくのが今後の自分のためにもなるのではないかなと。
…こんな僕が言うのもなんですが。
河田:尖ってるサイトっていうのはどういったのですか?イメージつかないんですけど。
堀:それは広瀬が詳しいです。
広瀬:うわ、振った!いやでも、僕が尖ってるなって思うのは債務整理のすすめのサイトです、手前味噌ですが(照)
尖っているって、訴求がはっきりとサイトで表現できているかだと思うんですよね。このサイトの場合僕一人でやってきて、外注化もほとんどしていない。だからこそ僕の思いを全体に乗せて表現できていると思うんですよ。
これって個人のアフィリエイターさんも参考にしやすいと思うんですけど、少ないリソースだからこそ思いやオリジナリティを訴求としてサイトに反映させやすいはずですよね。それが「尖っているサイト」になっていってユーザーにも刺さりやすくなると思うんです。
それにgoogleは検索結果に多様性を求めているといった話はよくあるじゃないですか。そこにも繋がる部分があるんじゃないかなぁと。
なので、自分が考える尖っているサイトというのは訴求がすべてじゃないかと。
河田:CVまでの持って行き方ですか?
広瀬:ですです、CVへの持って行き方です。
堀:あのサイトは1年半くらい更新止まってますけどね(笑)でもありがたいことに「金無和也のサイトおもしろいですね」ってよく言っていただけたりするんだよね。
広瀬:体験をそのまま書いてる身としては痛し痒しなんですが…(笑)
堀:いやでも本当にそれが大事なんでしょうね。ありきたりですけど、最近よく個人の体験を売っていくしかないよとかって言われてるじゃないですか。
僕自身が今旅行にハマってて、ANAのステータス取るために過密スケジュール組んでますけど(笑)
それで参考にしている個人の旅行ブログなんかも、目に留まるものって何かしら尖った切り口を持っている、おもしろいなっていうことを思うから見るわけじゃないですか。
河田:ですね、そういうサイトだと記憶に残ってまた戻るし。
堀:そうそう。ありきたりだけどホントにそこじゃないかなっていうのは思いますよね。
今って、前みたいに一度上がったら年単位で安泰みたいなことがないじゃないですか。ミドル以上のワードだと特に。
平気でアップデートのたびにガラッと入れ替わったりしますけど、自分のサイトが落ちて代わりに上がってきたサイトも結局同じようなコンテンツで(笑)
だから誰が書いても同じようになるランキングコンテンツなんかは情報の鮮度を死ぬほど研ぎ澄ませつつ、別の読ませるコンテンツがめちゃ尖ってるっていうところを目指していかないといけなくなってるというか。
でもそれって雑誌の特集とか見てると当たり前だなって思うんですよ。同じような企画を年に何回も組んでるじゃないですか、そのたびにちゃんと取材し直して。
そんなレベルでの情報精査がWebにも求められているような気がしています。
広瀬:本当に難しいですよね、そういう部分って。記事ってどんな情報書いても他と被ってたりとか。
河田:記事ばっかり書くライターさんとかっているんでしたっけ?
広瀬:いないですね。
河田:みんな単体でサイト持ってっていうイメージですか?
広瀬:いや、各サイトに何人かでって感じです。
河田:なるほど。
広瀬:その子たちが書くもので何か色をつけていければというか、その子たちがうまくキャラクター化していってサイト内でうまく個性を出してくれる、それが独自の色になっていくのではと。そういうことは前々から進めてはいるんですけど。これは全部堀の受け売りなんですけどね。
山中:要するにテレビ番組みたいな大きい2時間枠の感じで、堀さんがプロデューサーで各コーナーごとにディレクターがいて、普通の番組とかだと各コーナーで視聴率が見られるんですよ。そこでディレクターの交代や昇格みたいなものがあって、視聴率の良し悪しで評価が決まっていくって感じですよね?
堀:ホントそうですね!担当している子の色を出しておもしろいものを作っていければいいよねっていう話で、一人一人がディレクターとしているけど、外注も管理して全部のコンテンツをどうさばいていくかっていうことだけをやってても結局全部一緒になっちゃうじゃないですか。レッドオーシャンと呼ばれるジャンルのコンテンツなんて出尽くしてる感があるんで。
そうなったときに、「アップデートがあったから今回はこれが上がってるけど、3カ月後にはコイツが上がるでしょう」、みたいなことを順番にこなしているような状況からコンテンツ面で抜け出すためにはそれしかないのかなって。それが日々一生懸命考えて取り組んでいることですね。
河田:社内全体が個人寄りってことですよね?社内に個人アフィリエイターがいっぱいいるっていう感じの。
堀:そういうイメージですね。
河田:バイトさんがぶわーっと書いてくるっていうイメージではないということですね。
堀:いや、そうではないですね。各個人それぞれ考えて。外注さんに振るにしても最終的には自分の色を出してこいよ、みたいな感じです。
河田:厳しい!
堀:内勤のスタッフにはコラムを書いてもらうようにしてて。ちゃんと各自の主張が入ったものを出してきてねってのを意識的にやってます。僕が読んで大体はダメ出しをするんですけど、そういうことの繰り返しだろうなと思ってるんで。自分は書かないくせに(笑)
河田:ありがたい話です。
現在の検索結果はイオン対個人商店説
河田:最近の検索結果はイオンVS個人商店みたいなことも堀さんから聞いたんですが、これってもうちょい深堀りしてもらってもいいですか?
堀:イオンVS個人商店みたいな構図っていうのは、Googleの検索結果内でもありますよね?前は同じキーワードでも個人商店のようなブログやサイトがいっぱい出てきたけど、今は全部価格コム、Amazon、ウィキペディア、マイベスト、楽天、あとは公式サイトっていう中に個人サイトが1個入るかどうかみたいな。
これも誰かの受け売りなんですけど、「こんなGoogleじゃインターネットが段々おもしろくなくなっちゃう」っていうのはみんな思っているとは思うんです。昔は検索したらおもしろいサイトいっぱい出てきたじゃん!みたいなことはあるので、そこに切り込んでいけるようなサイトを出したいなというのは常々思ってます。
河田:元を正せば僕たちが荒らしちゃったみたいな。
堀:そうですね!河田さんの必殺置換、置換で!
河田:スミマセン!(笑)置き換えの方ですからね!痴漢じゃないから!
堀:(華麗にスルーしながら)あと、協業なんですが、個人事業主とか小さい規模の法人が自分たちの得意技を持ち寄って協業していくというのは、今もやっている人たちがいると思うんです。これがうまくはまると大きいんじゃないかなと思いますよね。なんとかラブさん見てたら思います。だってフリーランスの集合体みたいなもんなんでしょ?あそこって。
河田:すごいですよね普通に。
堀:そう、最終的にはバイアウトするんだろうけど、さすがですよね。
あとフリーランスや個人規模に関して思うんですけど、リソースが少ない個人の人って積み上げていって短期でバッと伸びたけど、それがアップデートでガっと落ちた時に短期で元に戻せるかといったらかなりキツイじゃないですか、今は特に。
だから浮き沈みが激しくなると思うし、理不尽に飛ぶ経験ってすると思うんです。っていう意味でみんな通る道だし、ある程度自信があれば結果は出せるとは思うけど絶対に飛ぶから、結構僕らみたいなそういうのを何度も経験してきた老害は活きの良い人が華々しく出てきても一歩引いて見ちゃってるんじゃないかな。老婆心ながら。
河田:わかりますその感じ。
最初にハネたときの万能感というか、ドーパミンがドバドバ出る感じはマジでわかるんですけど、調子に乗らず、そして満足をせずに上を見て謙虚に頑張っていくのがいいんじゃないのかなって思います。
河田:頑張ります!肝に銘じておきます!
堀:あーあと、組織でやると楽しいし、楽だしってのはあるよね。だから組織化していくのはありかなって。一人でやりたい人ももちろんいるだろうけど。僕はそれで楽になった口なので。みんながいるおかげって感じてます。
河田:素晴らしい。
上場企業との協業スキームに関して
↑利益と笑いが止まらない堀社長
河田:上場ドメインの協業とかは考えないんですか?
堀:これって結構やっている人います?俺はあんまりわかんないんですけど。
河田:ん~…本当に直の知り合いとかだといないんじゃないですかね。
堀:聞くっていう程度?
河田:ですね。
堀:いいですよね?強いドメインなら。個人がホームページビルダーで作ったECやってもアクセス集められなかったけど、楽天市場に店を出したらバカ売れしましたみたいなイメージじゃないの?これって。
河田:がっつり裏で細かい契約してるだろうから、やれないことは多いと思いますけど。好き放題はたぶんできないですよね。もしくはつまんないんでやんないですみたいな。
堀:契約的な縛りもそうだけど、あとはドメインを自分で育てた方がいいじゃないですか?その期間ももったいないし。
河田:上場企業上等だと?
堀:上等ですよ!
河田:そっちの感じの路線になっていいんですか?
堀:いやあんたが煽ってるんだよ(笑)
山中:そっちに持っていこうとしてますよね?
堀:ですよね、さすが腹黒さは谷随一の大老害様ですよ。
河田:そもそも谷ってのが死語です。
広瀬:まあでも、皆さんが堀に対して求めているのは強い発言のような気がするし。
河田:ホントそうだと思いますよ!個人のアフィリエイターとして。
堀:上場ドメイン配下だったら、イオンの専門店街みたいに集客だけをしてもらって、各店舗がコンテンツだけで勝負するっていうイメージですよね。
広瀬:こういうのやるんだったら、自分たちが上場ドメイン側になりたいですよね。
河田:ほ~!!上場側に!
山中:これがこのあとの話につながるんですよ。
広瀬:あれ?ただの社員が言い過ぎた?(笑)
youtubeや動画展開に関して
河田:YouTubeの動画の展開は考えてないんですか?ユーチューバーっていうのはないですよね?
堀:ユーチューバーっていうのはないですね。サイトに紐づけてっていうのはありますけど。H-1のときは山中さんのところが良いの作ってくれたし、動画ありきでやった方がいいですよって企画段階で出してくれたのもあるし。
あの企画やったAGAのサイトに関して言えばYouTubeのチャンネルがあるんです。「近藤あきらチャンネル」というのが。
河田:へ~!H-1グランプリで作ったってことですか?
堀:そうです。
広瀬:動画をアップするために作ったんです。
堀:あきらが自分でスーパーミリオンヘアーを塗った動画とか、うちの子供プールで髪の毛洗ってる動画とか。
広瀬:そういうのはうまく出していきたいなと。スーパーミリオンヘア、マジで半端ないです!
堀:水で洗っても本当に落ちないんですよ(笑)
河田:へ~!
堀:でもみんなYouTubeの時代だって言うけど、それこそここが一番キツイんじゃないかとも思ってて。さっきも話が出てきたけど、ユーチューバーが動画を作るときの話とか聞いちゃうとね。
山中:めちゃくちゃ時間かけて編集し、企画もめちゃくちゃ考えて。
堀:そしてボツもあるわけじゃないですか。
河田:そういう意味だと本当にそう思いますね。おもしろいコンテンツとか芸能とかそっちの切り口だと絶対にしんどいですよね。
堀:それはテレビがずっと積み上げてきた世界ってことじゃないですか。それがWebで問題なく動画が見れるようになってきたからユーチューバーって人が出てきたんで。そんなの俺たちができる?YouTubeも段々規約が難しくなってくるんでしょ?昔のアドセンスの初期の頃とかとすごく被るんですよね。
山中:そうですよね。一緒だと思います。
堀:あの頃、置換置換でやってこれた楽なアドセンスと、今のYouTubeのゆるさ、例えば「これぐらいのコンテンツで楽に収益になりますよ」みたいなものがドンドン削られていって、結局本気のコンテンツを作らないと稼げなくなるよってなっていったら、何年後かにはテレビマンとガチで戦わなくてはいけなくなるんですよね。
山中:そうでしょうね。だからテレビ番組みたいに組織となって、数も含めて一人ではやらないというように現在はなっていますよね。
堀:やっている人たちは本気でユーチューバー育成の事業とかやってる人もいるわけじゃないですか。だからポッと出じゃ勝てる気がしないですよ。
実際バズ系の企画ってSEO効果あるんですか?
堀:あとはバズ企画の話ですね?
河田:それは普通に気になります!
堀:バーグさんがペナってからですよね。発リンクペナってのがピンポイントで発動してバズ企画のSEO効果が下火になって以降どうなの?っていう話ですよね?
河田:背景の説明までありがとうございます。
堀:バーグさんもうちが2016年にやったときはめちゃめちゃバコーンって上がったもんね?
広瀬:一番いい時はビッグワードでももうちょっとで1ページ目というとこまで上がってました。
堀:そういう話だったんですけど、今回のAGAのサイトはアクセス自体があの時と比べてそんなにドカンと集まったわけではないから、単純比較することはできないんですけど、やっぱりうっすら効果は感じています。
河田:くっついてくるリンクも結構あるんですか?
堀:それはあるよね、リンクも貼ってもらうのは。ナタリーさんからもらったりとか、チケット販売のサイトからもらったりとか。
河田:ああ!イベント興行みたいになったからだ!
堀:ラッキーなことに。ロフトプラスワンからもありましたよね?
広瀬:山中さんにも協力頂いてマジメさんのホームページに載せてもらったりもあって。
河田:H-1はちなみにおいくらぐらいですか?
堀:全部で数百万くらいですよね?
山中:分割払いですけど、トータルでそれぐらいです。
河田:1日撮りで5本ぐらいですか?
山中:いや、2回撮ってるんで。最後のイベントと、最初の収録と。
河田:動画の数は5本ぐらいになってるんですか?
山中:最後のイベントで合計8本の動画&テキストコンテンツ。
河田:1本数十万円ぐらいでコンテンツだけみたいな感じですか?
堀:そうですね。
山中:それも予算切り詰めるために貯め撮りという手法でやったりしました。何か月に渡って撮ってる風にいっぺんに撮っちゃうという方法を使って、タレントさんの拘束時間を最低限にして負担を減らしたりなど、なるべくプロダクションさんにストレスを与えないようにしてやっていくっていう感じです。
河田:なるほどです。
アフィリエイターの組織化について
河田:さっきチラッと出てきた組織化についても聞きたいです。
堀:組織化っていうか、会社の人数を増やしていくのって採用をしないといけないじゃないですか、当たり前だけど。
でもうちは同業の会社にいた経験者がバンバン来てくれるような会社ではないので。
山中:そうなんですか?結構いるんじゃないんですか?
堀:いやいや、基本的に一般的な募集を出してきてくれるような人ばかりですよ。
山中:ツイッターとかで普通に募集してますって書くだけで結構優秀な人材が来そうですけどね。むしろ、そっちの方が効率良さそうですけど。
堀:確かに!次からやってみましょうか?
山中:僕の周りだと、そういうリファラル採用が流行ってますね。
堀:現状は新規採用も初心者募集みたいな感じでやってますけど、何も知らないような人をゼロから育てなければならないので。
自分でお給料払いながら仕事教えて、覚えてもらってっていうようなレベルじゃないですか。お金払ってコンサル受けてもらってる状態ですよ。
そうやって教えながら、何カ月後かには売り上げを作れるようになってくれないといつまでも赤字だし、雇った子も本気でやってくれないといけないし。
今は広瀬がその役目をやってくれてますけど、失敗したらとか、途中で辞めちゃったとかあったら、その分かかったコストや払った分の給料は大赤字だし。
広瀬:普通に辞めますしね、気に入らないことがあったら。「今のこの仕事内容は僕の心のコンプレックスに深く関わる内容でした」みたいなわけのわからない理由で一週間で辞めてしまう子とかいるので。
河田:だいぶカジュアルですね(笑)
堀:カジュアルです!あと、やっぱり試用期間中にこちらからお断りをしなければならないような人もいるし。そういうのは本当に辛いし、修行だと思いますね。そこは修行なんだけど、育ってきて結果を出せるようになってくれる子が現れるとやっぱりうれしいです。
今、広瀬のチームはだいぶそうなりつつあるのかな。去年の6月、9月に採用した子たちがだいぶいい感じになってきてくれていて。そうやってチーム感を出して仲良くやって、俺を蚊帳の外に出してやってくれてるんですけど、そういうの見ると単純にうれしいです!そういう瞬間を味わっちゃうとやめられないなって思うし。
責任が大きくなる分、跳ね返ってくる喜びも大きくなるイメージというか。
河田:いや~いいコンテンツになりそうですね!
堀:ハンターハンターでゴンとジンが会ったときに、ジンが「大切なものはほしいものよりも先にきた」っていう話をするんですけど、まさにあの感じです。
まあ僕らは彼みたいな世界的なハンターとは全然違いますけど(笑)
お金取ってコンサルしてる人とかいるじゃないですか?アフィリエイト教えますみたいな。あれってどうなのかなってすごく思うんですよね。「高いお金を払ってもらうことが自分を追い込むための責任です」みたいなのってどうなの?って。
自分がお金払って教えて、結果を出してもらうことでリターンを得るというのが本当の意味での責任ではないのかなって。金取って教える時点で・・・・て勝手に思ってます。
山中:そうですよね。従業員雇ってる時点で責任を負ってるわけですからね。
堀:本音ではマジでそう思ってるんですけど、とはいえそこまで書くのはどうなのかな?っていう一抹の不安が…。
山中:それぐらい書かないとわかんないんじゃないですか?
堀:自分が言ってないからって煽るよね~!(笑)
河田:ここはサラっといきますんで!だとすればあまりバレないでしょ?
堀:バレないですかね?2chとかに貼られないですか?(笑)
河田:(ニヤリ)
堀:あと、目指しているものはなんですか?っていう質問でしたね。
これは僕もそうだし、従業員たちにとってもなんですが、担当しているメディアを軸に自分のやりたいことをやれる場を作っていきたいなって。
上から言われて「仕方ないな~やってやるよ」というような感じではない組織にしたいなっていうのはあります。これはすごく難しいですけどね!主従関係というのはどうしても発生しているものなので。
でも目指しているところはそんなところです。そういったことも社内では折に触れて話すんですよ。
響いてるかどうかはちょっとわからないですけど、そういうところを目指してやっています。そして課題は、管理職の管理力かな…。
広瀬:横にいるんで!(←管理職)
堀:何ていうのかな~…管理力というか、ホントに僕がこれをやりたいからとか、こうだからっていうようにワンマンっぽくなってると思うんですよ。僕が言うのもなんですが、このままだと僕の器以上にならないじゃないですか?会社が。
河田:小さな器のままだと。
堀:うるさいよ(笑)
なので、それを超える何かを出してきてほしいっていうのを管理職の人たちには言ってるんですけど、俺の思考を超えるものがなかなか出てこないよねっていう話です。
河田:なるほど。
堀:そこが大きな課題かな。最初のどういう組織にしたいかっていうことを実現させるのは、こういったことが必要なのかなと思っています。
広瀬:いや~壁っすね!
堀:こんな話が良いコンテンツになるかどうかわからないですけど。
河田:なるんじゃないですか?だいぶいいと思いますけど。
堀:あとは運営サイトのドメインパワーが足りないという課題が(笑)
みなさん結構そうだと思いますけど。
河田:難しいんですよね~。
堀:難しいけど、このドメインパワーをどう作っていくかっていうのが永遠の課題なんですよね。
上場の可能性
河田:ここまで言いたいことをバシッと差し込んでもらったので、最後は上場で締めますか?上場の可能性に関して。
堀:なるほど!IPOを目標の一つにしていますか?ってやつですね。
山中:あえて選ばない企業もあるじゃないですか?
堀:山中さんが知っている範囲で、そういう会社が上場しない理由って何ですか?
山中:結局、上場しなくても第三者増資しようと思ったら自分のパワーだったら好きなだけできるから、その必要がないって。今とは全然違うビジネス、例えば画期的なアプリを新たに作るといったSEOやアフィリエイトとまったく関係ないことをするとなったらするかもしれないけど。
だけど今は別に自分の個人資産をもらっても意味ないから、それは会社のために従業員のためにやらないという。
堀:それはすごくわかりますよ。従業員に金銭的なメリットを享受してもらうぐらいしか思いつかないですよね。そのために、たとえば広瀬が億万長者になりたいから上場させてくれって言ってきたら、それはいいんじゃないの?って思うけど、僕個人が上場してまでもっとお金がほしいとかもないし、今の状態で回ってるし、ある程度なら資金調達もできるだろうし。
そういう面で上場する良さは感じないんですけど、業績が本当に調子いいと銀行ってホントすぐVCとか紹介しようとするんですよ。「上場目指していくつもりはないんですか?」みたいにすぐ差し込んでこようとするんです。
彼らにとっても僕らみたいな会社を踏み台にして、上場させてキャピタルゲインというゴールを狙ってるんだろうなってひしひしと感じます。そう考えたら、彼らの思惑に乗って上場するだけだったら全然そんなにハードル高くないのかなというのは思ったりしています。お膳立てしてくれそうだし。
けど、それだったら肝心の事業がうまくいかなかった場合ボロカスに叩かれるじゃないですか、どっかの上場ゴールを決めた人たちみたいに。山中さんが聞いた人たちの話って、それで経営がガラス張りになって色々とごちゃごちゃ文句言われるぐらいだったらってのと天秤にかけてる部分もあると思うんですけど。
上場するとなったら準備しないといけないこともたっくさんあるし。
山中:もしかしたらサイトの整理も必要になるかもしれませんし。
堀:そうですね。
山中:私の古巣の会社が上場する時そうでしたので。ライブチャットのサイトとかも保有してましたが、ちょっとでもヤバそうなサイトはほとんど売却したんで、それで上場後にメディア事業をリスタートしないといけなくなったときに稼いでたサイトが手元に全然なくて、ちょっとスタートが遅れたりしましたね。
「あのときあのサイト売らずに持ってたらな~」とかあったので、僕の経験上あんまりいいことはなかったのかなって。もうちょっと慎重に考えた方が良かったんじゃないかって。
堀:逆に上場したがる人ってのもいますよね?
山中:もちろんもちろん!
堀:それを目標にしてる人はいいんだろうけど、僕としてはそんなに多くの資金が必要なことはやりたくないんです。
だけど広瀬は結構金がかかりそうなことばっかり計画してて。もうちょっと儲かったらあれをやりたいみたいな話を聞くんですけど、金がかかるようなことばっか言ってるんですよ!
広瀬:僕のせいにしますか?
堀:え、大体そうじゃない?今は言いませんけど。なので、広瀬が主導で整えてやってくれればいいんじゃないかなって。うまくいったら「大金持ちになれて良かったね、広瀬くん!」って感じですよ。
広瀬:いいっすね~!
河田:上場が身近でもあるということなんですよね?
堀:軽く考えているというわけではもちろんなくて、やろうと思えばやれるでしょ!みたいな感じで。SEOやアフィリエイトだけやってたらもちろん無理ですけど、上場を目標にするなら整えようはいくらでもあるかな、雲を掴むような話ではないかなっていう程度のイメージですよ。
あとはドメインパワー的にはすぐにでもしたい!そこだけだったらすぐにでもしたいですね(笑)
左から山中さん、河田、広瀬さん、堀さん
めちゃくちゃ痺れる内容でしたね、最後までお読み頂きありがとうございました。
終わり
で終わろうと思ったのですが、堀社長から
と言われたのでもう少しマジメにまとめます。
今回はインタビューという形で色々なテーマの話をさせて頂きましたが、業界全体の話で言うとやっぱり風当たりは強くなってるなと。今回話にでたのはアルゴリズムのことだったりASPの方向性の変化の話でしたが、他にもITP問題やら強めプレイヤーの参入やらありますしね。良い部分を見ればネット広告市場自体は伸びていたり、商材も日々増えてたりとありますけど、全体的に個人プレイヤーがやりにくくなってるというのは異論ないと思います。
アフィリエイト終わる説みたいな話って何年も前から言われてるけど、いよいよというか。消滅するってことはもちろんないと思いますけど。個人的に思うのは、個人がひっそり稼いで美味しいみたいな時期を抜けちゃったのかなーと。市場規模も大きくなりすぎてアフィリエイトやメディアが儲かるとわかった資本あるところが参入してますよね。これって市場としてやる価値あるって認められたからで。
とは言え、じゃぁ大手がやってるジャンル=個人が勝てないかって言うとそんなこともないと思ってて、ニッチなところを攻めたり切り口を工夫すればまだやれるところはあるはずなんですよね。それがどこなのかとか全然わからんのですけど(無責任ごめんなさい)。
ただそれで狙える金額がこれまでとは変わってきたり、みんながみんな勝てるかって言うとそうじゃなくなったり。でもこれってアフィ以外の普通の商売でもまったく同じことが言えるはずで、良くも悪くもアフィリエイト自体が他の業種と変わらなくなってきたのかもしれないですよね。
SEO1つとっても「あれ?俺何屋だっけ?」みたいに感じることって増えてきてますし。冒頭の芸能人企画とか、まさにそうですよね。
これまでは一生懸命やれば結果がついてくる的な雰囲気もありましたけど、それは当たり前に必要な条件であって、当然儲かってる会社がいれば儲かってない会社も個人もいるという。実際堀さんの会社は個人のアフィリエイターが集合してるみたいな組織の作り方で爆益なわけじゃないですか。マジで希望です、我々の希望の星。
なので、これからもSEOアフィリエイトをやっていくという選択は決して間違いじゃないと思うし、もっと儲かる人が現れてくるとも思います。逆もしかり。ただし今までみたいに軽いノリでは難しいかも。
そんな感じで、終わります(笑)
※それぞれの発言は各個人の立場からであり、あくまでも個人の感想的な感じですのでご了承ください。
↓↓後編へ続く